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人間の魂は本来は純粋で、愛と共にあるものですが、何らかの理由・背景でその波長が損なわれていく。すると心や肉体に調和していない響きが生まれ、病み、不快、不調和の場が出来ていく。心も、体も同じく。それが積み重ねられ、多方面から(遺伝・時代・過去生など)の情報が混在し、病んだ「場」からは肉体的な不調や病気などの問題、心のネガティブな気質、性癖などを刻みつけて行きます。

心は目に見えないものですが、私たち、人間の「目で見る」という形で確認できないだけで、実際にはチャクラの情報や、その周囲に情報場として存在するアストラル(感情)体や、メンタル(思考)体、さらには魂の記憶を宿すコーザル体など、肉体の外側に存在しているいわゆるオーラーフィールドまたはサトルボディという形で、宇宙目線で言えば「物質」として実在します。見えない、でも実在する。その知識や視点を活用して行うのが、メタフィジカルな(形而上・物質を超えた)ヒーリングです。その大前提のもと、イマジネーションとハートを開いて、読んでみてください。

about energy healing

​エナジーヒーリングとは?

​ヒーリングが始めて、という方や、仕組みがよく分からない、という方のために書いてみました。

つづき】

上記のように「目には見えないけれど実在している」エネルギーの「場」に働きかける癒しの手法として代表的なものに、フラワーエッセンスや各種波動を転写したレメディ、オーラソーマや、サトルアロマテラピー、そしてレイキ等のエネルギーワークによるヒーリングなどがあります。また最近では、整体やボディワークの中にそのようなサトル領域(オーラ体やチャクラなどのエネルギー領域)への働きかけを併用し、施術を行う方々も増えて来ています。

 

オーラやチャクラ、という概念は古代インドにおいて既に、人間を構成する実在のシステムとして語られています。ヨーガなどはその概念をベースに、より分かりやすく一般的な人々が取り組めるように作られているもの。チャクラには内分泌腺とのつながり、周囲の肉体的要素とのつながりが密接にあり、肉体にアプローチする事で精妙なエネルギーに影響を齎す、という形を取っています。

その反対で、エネルギーワークはエネルギー領域、エネルギーシステムにアプローチ。それにより肉体的な不調も改善されますし、もっとも基本的な、明治時代に作られたウスイ式レイキ(日本人の臼井先生が開発し世界に広まった)であっても、現在は現世的な心身の問題だけではなく、過去生に由来する不調和の種を癒していくという手法が語られています。 

1980年代、ウスイ式レイキがハワイの日系の人々から広まったアメリカでは、「発展系レイキ」と呼ばれる、ウスイ式を土台にしてさらに深く、強く、また具体性をもったアプローチが可能な新しいシステムが生まれています。私がヒーリングと出会ったのは2003年頃でしたが、当時は、アメリカでも多発されたエネルギー系のヒーリングが「〜レイキ」の名前で多く日本にも入って来ていて、遠隔でも出来ることから、かなりネット上で繰り広げられていて、混沌としている印象がありました。

初心者としてはそんな状況にやや困惑し、あまり混沌の中に入り込まないよう注意しながら、ウスイレイキ、カルナレイキとご縁をいただき伝授を受けました。その頃から自分自身の根源的なエネルギーとの共同作業という感覚で、瞑想やセッションを受ける時間を通じてエネルギーが自動的に降りて来て、それらがアルガンザのオリジナルワークとなっていきました。アルガンザで行っていることは「エナジーヒーリング」のくくりとしても少し特殊です。

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話を、エナジーヒーリング全般に戻したいと思います。

ヒーリングを受けると、癒しが起きるためには必ず付随する「浄化」が起こります。肉体や感情を中心に、時にはそれを促すための現実、現象さえ起こります。

 

ヒーリングにより、ただ見えていないだけで宇宙的に言えば『物質』であるチャクラやオーラフィールドの各層にある情報に変化を起こす。それらは現実を生み出す設計図のようなものなので、摩訶不思議なことではなく、その人の感情や思考、意識などを変革していくために必要な現実・現象も、当然生み出すことも『自然』なのです。

 

初めてヒーリングを受けて熱が出るという人も居るし、家族や周囲とぶつかるような流れが生まれることも。

大事なのは、その時にどう考え、選択するかということ。

 

エナジーヒーラーとなって15年の経験を振り返ると、この部分・・「どう考え、選択するか」で、その人がヒーリングの恩恵をどれだけ活かせるか。人生をより豊かに創造的に変えていけるか、が、別れていきます。そうなってくると、やはり女性的な直感や右脳の感性だけでなく、男性的な左脳的分析力や、冷静さも必要です。

ですが、このメタフィジカル(スピリチュアル)な分野では、女性たちは盲信的になるという落とし穴、男性たちは排他的・独善的になるという落とし穴があるなあという傾向も見て来ました。つまり重要なのは、右脳と左脳のバランス、(実際の性別とは関係なく誰にでもある)エネルギーレベルでの男性性・女性性のバランス。

そして、癒しと浄化が起きていくとエネルギーは次第に軽くなっていきますが、大地に生きる人間としての現実力を支えるいわゆる「グラウンディング」の力、その実態は1〜3チャクラの状態・性能、ということになりますが、それもまた強化していくことで、バランスが取れた状態で変化・成長をつづけることができます。それらの重要なバランス力は、ヨーガ等もそうですが、エナジーヒーリングにおいても常に語られるべきテーマです。

癒しとは、浄化であるとも言えます。

ひとつひとつの経験が、知恵となります。

オーラやチャクラの状態がよくなっていくと、自分が変わり、周囲の現実も変わっていきます。

メタフィジカル、ヒーリングをめぐる「危うさ」について。

エナジーヒーリングは、見えない領域を扱うものゆえに、いわゆる「スピリチュアル」な分野に在ります。そこには、落とし穴も沢山あります。私自身は20代の10年間を仏教徒として過ごし、親族もその筋に知識があり信仰を活用して生活していた人々が多く、そのような話を(良くも悪くも・怖いことも)たくさん聞いたり、時に傍で目にしたり。自分でもかなりの修行を日々、行っていました。

そのせいか、ニューエイジ的なスピリチュアル、ヒーリングと出会った時、見極める力、怪しいものとは最初から出くわさない、見かけても察するので近づかなかった為、必要なもの、良い先生がたと直接出会い、スイスイと進むことができました。が、サロンを開いた頃から、お客様を通じてさまざまな話を聞いてきて、その後も含めてのお客様たち、生徒さんたちの流れを拝見して、次第に業界の内包する課題、問題点が見えて来ました。

レイキや優れた癒しのシステムが存在しつつも、いまだに混乱や撹乱を生み出す力が働き、知らないうちに道を逸らされたり。悪質な場合はヒーリングという名前を通してかなりダメージを受けるようなエネルギーが、使われているケースも。どの分野もそうだと思いますが、スピリチュアルは特に、混沌としています。

エナジーヒーリングをご紹介し、私自身や多くの、それにより魂の創造の道を歩むようになった人たちのように、この分野をご紹介したい一方で、強く、「見誤らないように」という、お願いを付記しておきたいと思います。落とし穴は、人間のエゴの都合に合わせて甘い言葉を使うので、「これひとつで全部完成」「すぐにヒーラーになれます」のような、楽をして得られるというキャッチフレーズを使うものには、注意を向けてください。

中には「良いものが広まるように」との思いからそういったフレーズで普及を目指すケースもあるかと思いますので、全てが「危ない」とは言いません・・利用する側の方々が見極めるような姿勢が、必要と思います。

アルガンザに来ていた方々からも多く「失敗談」としてお話しを聞いて来た中で、基礎を経ていないのにいきなり、宇宙人とチャネルする、チャネラーになる、宇宙の高い層へ行く、というような内容では、危険です。大変な状態になっている方々もいらっしゃったし、ご本人は体質的にケロっとしていても、他者を攻撃するようなエネルギーのチャネルとなった状態で、ヒーリング等をする人も出て来ているのではないかと思います。常にではなく一時的にチャネルになってしまう人もいます。

くれぐれも、ご注意ください。楽をして簡単に得ようという心は、特に目に見えない世界を扱う分野では持つべきではありません。一歩一歩、バランスを感じながら歩んでいくということを、大切に。

【つづき】

Arganza が行っているようなエナジーヒーリングは、分野としてはニューエイジ(19c末の神智学に由来する)のスピリチュアル、という事になります。ウスイレイキは独立して生まれた日本発のものですが、やはりニューエイジの波に乗りアメリカで発展し世界に。それを踏まえて誕生した発展系レイキもやはり、ニューエイジの流れの中にあります。

ニューエイジ的世界観と情報、レイキ・発展系レイキの伝授、影響を受けて私自身がオリジナルのワークやメソッドを作りながら歩んで来つつも、上記のような「癒し」「スピリチュアル」分野が孕む課題を感じて、原点に戻るという意味で、神智学の学び、そのムーブメントを作った方々が教えを得たインド思想、神智学から派生したシュタイナーの人智学なども学びに取り入れているこの数年です。

エナジーヒーリングと言っても、様々な考え方や視点、手法を持つ方々が活動していると思います。スピリチュアルな「落とし穴」の危険を念頭に、見極めつつ、ご自身に合った先生やヒーラーさんを、探してみて下さい。

また経験から思うのは、エナジーワークが向いている人と、ヨガなどの肉体的アプローチが向いている人が居ます。エナジーワークが「向いていない」「必要じゃない」という人は、(エネルギーは普遍なので)居ないのですが、体質的に、筋肉質の方や、疲労やストレスが肉体面で多く蓄積されているような人は、まずは解すという意味で、ヨガやボディワーク(マッサージなど)が良いのかもしれません。アーユルヴェーダのドーシャ(体質論)で言うとピッタが強めの方は、エナジーヒーリング、波動を感じにくい様にも思います。

もちろん、そう言う方々も慣れてくる、体が軽くなってくると、エナジーヒーリングが効きやすくなりますし、ご自身でも感じるようになって来ます。同じく「筋肉質」という意味では男性もそのような傾向があります。また、エナジーヒーリングを受けても波動が「よく分からない」という方は左脳が強い方が多い傾向ですが、そういう場合、音によるヒーリング(サウンド系)や、やはりボディワークが向いているというケースもあります。

ヴァータのドーシャが強い体質の方は、エナジーワーク、エナジーヒーリングが向いているかもしれません。が、グラウンディングを強化しながら進んでいくのが大切です。カパが強い人は特に初期は、浄化のために体のデトックスが起こりやすいかもしれません。食べ物なども合わせて、生活を浄化していくと良いでしょう。

音も、ヨーガも、すべてはエナジーに行き着くのですが、体質や状況により、感じやすい、効きやすい、などの相性やタイミングもあります。

 

Arganza では、基礎としてのウスイレイキ、カルナレイキ、セイキムレイキ、ヒーラーズカレッジでのエネルギーについての学びを、アルガンザワークのプラクティショナーたちの基盤、条件としています。今は私自身ではアルガンザワークやレイキ類の伝授は行っていません(一部を除き)が、これらについての情報の発信は、今後もしていきたいと思います。

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「癒される」とは「浄化が進む」ということで、何かを身につけていくのではなく、魂が刻んできた重たいものを手放し、心も体も軽やかに、爽やかになっていくこと。

するとごく自然と、これまで雑雑としていた周囲からの情報や自分自身がためこんだガラクタや要らない荷物がなくなったことで、見えてくる自分の本質があります。その本質を輝かせて、生きていこうという新しい意志が喜びとともに生まれて、人生そのものの質が変わって行きます。

 

魂の旅路において、貴方にも良い出会いがありますように。

Love and Grace,

Amari

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